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  • 歯科コラム

2025.01.09

プラークとは?

こんにちは!富山県魚津市の歯医者 みのう医科歯科クリニックです。本日のブログでは、歯科医院に通う多くの患者さんから質問をいただく“プラーク”についてわかりやすく説明します。


プラーク(歯垢)って何?

プラークとは、歯の表面に付着する柔らかい白っぽい膜のことを指します。この膜は、食べ物のカスや飲み物の成分が口の中の細菌と結びついてできるもので、いわゆる「細菌のかたまり」です。目に見えにくいですが、時間が経つと歯の表面で増殖し、歯や歯ぐきに悪影響を及ぼす可能性があります。


プラークが原因で起こる問題

プラークが放置されると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

  1. 虫歯(う蝕)
    プラーク内の細菌は、糖分をエサにして酸を出します。この酸が歯を溶かし、虫歯を引き起こします。
  2. 歯周病
    プラークが歯ぐきにたまると、歯ぐきが炎症を起こし、腫れや出血が見られるようになります。放置すると歯を支える骨まで影響を及ぼす可能性があります。
  3. 口臭
    プラーク内の細菌が原因で、嫌なにおいが発生することがあります。

プラークの除去方法

プラークは硬くないため、正しいブラッシングを行えば簡単に取り除くことができます。しかし、時間が経つと硬くなり「歯石」になり、通常のブラッシングでは除去できなくなるため注意が必要です。

以下の方法を参考にして、毎日のケアを行いましょう。

  1. 歯ブラシでの丁寧な歯みがき
    歯と歯ぐきの境目を意識してブラッシングしましょう。歯ブラシは柔らかめのものを選び、力を入れすぎないように注意してください。
  2. デンタルフロスや歯間ブラシを使用する
    歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間のプラークを取り除くために、デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
  3. 定期的な歯科検診
    プラークが歯石になってしまった場合、専門的なクリーニングが必要です。歯科医院で定期的なクリーニングを受けることで、歯と歯ぐきを健康に保つことができます。

まとめ

プラークは目には見えにくいですが、虫歯や歯周病の原因となる大きな要因です。毎日の丁寧な歯みがきと、歯科医院での定期検診を心がけることで、健康な口腔環境を保つことができます。

もし「自分の歯みがきが正しいか分からない」「最近歯ぐきが腫れている」などの不安がありましたら、ぜひ富山県魚津市の歯医者 みのう医科歯科クリニックまでご相談ください。専門スタッフが丁寧にアドバイスいたします!


それでは、今日も笑顔で素敵な一日をお過ごしください!