
- 医科コラム
2025.03.10
生活習慣病について
生活習慣病とは?原因・症状・予防法を詳しく解説!
こんにちは、魚津市の内科 みのう医科歯科クリニックです。
今回は 「生活習慣病」 について詳しく解説します。
生活習慣病は 毎日の食事・運動・睡眠・ストレス管理 などと深く関わる病気です。
早めの予防や改善が大切なので、一緒に学んでいきましょう!
生活習慣病とは?
生活習慣病とは、不健康な生活習慣が原因で発症する病気の総称 です。
かつては 成人病 と呼ばれていましたが、現代では 若い世代でも発症 するため、現在は「生活習慣病」と呼ばれています。
代表的な生活習慣病
生活習慣病には さまざまな種類 がありますが、代表的なものは以下のとおりです。
① 糖尿病
糖尿病は 血糖値が高くなる病気 で、進行すると 神経障害・腎不全・失明 などの合併症を引き起こします。
✅ 主な原因:
- 食べ過ぎ・運動不足
- 遺伝的な要因
- ストレス
✅ 主な症状:
- 喉が渇く、尿の回数が増える
- 体重減少、疲れやすい
- 手足のしびれ
✅ 予防法:
- 糖質の摂りすぎに注意(白米・パン・麺類を控えめに)
- 適度な運動を習慣化(ウォーキング・筋トレ)
② 高血圧
高血圧とは、血圧が慢性的に高い状態 のこと。
放置すると 心筋梗塞・脳卒中 などのリスクが高まります。
✅ 主な原因:
- 塩分の摂りすぎ
- 肥満・ストレス・喫煙
✅ 主な症状(初期は自覚症状が少ない)
- 頭痛、めまい、耳鳴り
- 動悸、息切れ
✅ 予防法:
- 減塩を心がける(1日6g以下)
- 適度な運動で血流を改善
③ 脂質異常症(高コレステロール・中性脂肪)
血液中の 悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が多すぎる状態 を指します。
放置すると 動脈硬化 が進み、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まります。
✅ 主な原因:
- 脂質の多い食事(揚げ物・スナック菓子)
- 運動不足・ストレス
✅ 主な症状(自覚症状なし)
- 健康診断で発覚することが多い
✅ 予防法:
- 青魚・大豆製品を積極的に摂る
- 揚げ物を控え、食物繊維を増やす
④ メタボリックシンドローム
内臓脂肪が増え、生活習慣病のリスクが高まる状態 を指します。
「肥満だけど健康」とは限らず、隠れ肥満(内臓脂肪型肥満) にも注意が必要です。
✅ 診断基準(以下の3つ以上に当てはまるとメタボ)
- 腹囲(男性85cm以上 / 女性90cm以上)
- 高血圧(130/85mmHg以上)
- 高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)
- 脂質異常(中性脂肪150mg/dL以上 or HDLコレステロール40mg/dL未満)
✅ 予防法:
- 適度な運動(ウォーキング1日30分)
- 脂質・糖質を控えめにし、野菜中心の食事
生活習慣病の主な原因
① 食生活の乱れ
🍔 高カロリー・高脂質・高糖質の食事(ファストフード、揚げ物、スナック菓子)
🍚 塩分の摂りすぎ(ラーメン、漬物、加工食品)
🍺 アルコールの過剰摂取(肝臓への負担大)
② 運動不足
🏃 デスクワーク中心の生活 → 1日の歩数が少ない
💪 筋肉量が減る → 基礎代謝が落ちて太りやすい
💡 おすすめ運動:
✅ ウォーキング(1日30分)
✅ スクワット・腹筋(筋肉量UPで代謝UP!)
③ ストレス・睡眠不足
💤 睡眠時間6時間未満 → 自律神経が乱れ、血糖値や血圧が上昇
😓 ストレスが多い → コルチゾール(ストレスホルモン)が分泌され、血糖値や血圧が上がる
💡 ストレス解消法
✅ リラックスできる時間を作る(読書・音楽・趣味)
✅ 深呼吸やストレッチでリラックス
生活習慣病の予防法
✅ ① 食事を見直す
- 野菜・魚・大豆製品を増やす
- 揚げ物・ジャンクフードを控える
- 食物繊維を摂って腸内環境を整える
✅ ② 運動を習慣化
- 1日30分のウォーキング
- 筋トレ(スクワット・腕立て伏せ)
✅ ③ ストレス管理・睡眠を改善
- 寝る前のスマホを控える(ブルーライトを避ける)
- 趣味やリラックス時間を作る
✅ ④ 定期的な健康診断
- 血圧・血糖値・コレステロールをチェック!
- 異常があれば早めに対策
まとめ
✅ 生活習慣病は予防が大切!
✅ 食事・運動・睡眠・ストレス管理を意識しよう
✅ 定期的な健康診断で早期発見が大事!
生活習慣病は 自分の生活を少しずつ改善することで予防・改善が可能 です。
無理せずできることから始めて、健康な体を作りましょう!
魚津市の内科 みのう医科歯科クリニックでは、皆さんの健康をサポートしています😊