歯石とは？

こんにちは！魚津市の歯医者、みのう医科歯科クリニックです。今日は患者さんからよくいただく質問「歯石って何？」について、わかりやすくお話しします。

歯石とは？

歯石は、歯の表面に硬くこびりつく「石」のようなものです。これは、歯垢（プラーク）という食べ物のカスや細菌の集まりが、唾液に含まれるミネラルと結びついて硬化したものです。最初は柔らかい歯垢も、放っておくとどんどん硬くなり、歯ブラシでは取れなくなります。

歯石ができる原因

歯石は、毎日の歯磨きで落としきれなかった歯垢が原因で作られます。特に次のような場合、歯石がつきやすくなります。

• 歯磨きが不十分: 歯垢が残っていると、すぐに歯石に変わります。
• 唾液の影響: 人によって唾液中のミネラル量が異なり、歯石のつきやすさも変わります。
• 食生活: 甘いものや間食が多いと、細菌が活発になりやすいです。

歯石が引き起こす問題

歯石をそのままにしておくと、以下のようなトラブルにつながります。

• 歯ぐきの腫れや炎症（歯肉炎）: 歯石は細菌のすみかになり、歯ぐきに負担をかけます。
• 歯周病: 歯石が歯ぐきの奥に進行すると、歯を支える骨を溶かしてしまうこともあります。
• 口臭の原因: 細菌が増えることで、不快な口臭を引き起こします。

歯石を防ぐためには？

歯石を予防するには、次のような習慣が大切です。

1. 丁寧な歯磨き: 毎日、特に寝る前にしっかり歯を磨きましょう。
2. デンタルフロスや歯間ブラシを使う: 歯と歯の間の汚れを取り除きます。
3. 歯科医院での定期検診: 歯石は自分では取れないので、定期的にプロにお任せするのが安心です。

最後に

歯石は、見えない場所にもつきやすいので気づきにくいものです。みのう医科歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりに合った予防方法やクリーニングをご提案しています。ぜひ気軽にご相談ください！健康な歯と歯ぐきを一緒に守っていきましょう。

魚津市の歯医者 みのう医科歯科クリニックでした！次回のブログもお楽しみに！