虫歯は薬で治せないの？

こんにちは！魚津市の歯医者、みのう医科歯科クリニックです。
「虫歯は薬で治せますか？」というご質問をよくいただきます。
結論から言うと、虫歯は薬だけでは治りません。今日はその理由をわかりやすくご説明します！

虫歯は、歯の表面にいる細菌が食べ物の糖を分解し、酸を作り出すことで歯を溶かしてしまう病気です。
この酸によって歯が少しずつ壊され、進行すると穴が開いてしまいます。

虫歯は風邪や感染症のように、細菌を薬で倒せば治るというものではありません。次の理由があります：

歯は再生しない
歯は骨とは違い、一度溶けたり壊れたりすると元に戻りません。薬で細菌を殺しても、壊れた部分を修復することはできないのです。
進行を止めるには治療が必要
虫歯が進行すると、溶けた部分を取り除き、その上に詰め物や被せ物をする必要があります。これにより、虫歯の進行を食い止めることができます。

ただし、虫歯がごく初期段階（まだ穴が開いていない状態）であれば、フッ素塗布や正しい歯磨きによって再石灰化を促し、進行を防ぐことができます。この段階であれば歯を削る必要がない場合もあります。

虫歯にならないためには日頃の予防が大切です！

「虫歯は薬で治る」という誤解を持っている方も少なくありません。虫歯は早めの治療と予防がとても大切です。

みのう医科歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりに寄り添った治療とアドバイスを心がけています。
お口の健康を守るためにも、ぜひお気軽にご相談ください！

魚津の歯医者みのう医科歯科クリニックでした！次回のブログもお楽しみに！